それでも愛したい



知ってはならない痛み
枠組みの亀裂
理性と本能
想いで穢す
この手にも満たぬ
渇した存在
侵してはならない禁忌
躊躇なんて微塵も無い
一点の曇りもない愛情
仇視の想い


表と裏
遠くを見る湖底に募るもの
只管に望む光
願わくばと願う罪
偽善者と偽悪者
光と闇が混ざる中心
背徳の愉悦
透明の孤独
全てを受け止められない身
直向きという狂い


特権が阻む感情
触れられぬ刻印
至純の愛
白の濁り
繋がる手が結びつけるもの
擬似した想い
優しい嘘と正直な声
魅せられる罠
晴れやかな狂気
血に穢れた掌の熱


泡沫に触れる一瞬のこと
重なる嘘と偽り
消失の日
罪深き愛しさ
鉄壁の優しさ
伸ばさなかった手
決して触れられぬ檻
純然たる瞳
交わらぬ運命



柔らかい煌きの銀
幼く鋼鉄の男前
不機嫌な群青に宿る情愛
雅やかで質朴な灰色
刹那に見せた男らしさ
調和の取れた子どもの笑顔
一人の男の真摯な顔
無垢な邪気
相反する黒
清澄で一途な碧





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イメージは次男/三男/長男/王佐/庭番/大賢者/時期魔王(地球)/小シマロン王/片割れ/裏切り者/