201〜250

愚かな星
触れたかったもの愛したかったもの
真剣な戯言
欠陥品が愛したもの
傅く花
頽れる絶望
掴めない風
見つめる死
禍根の傷
葛藤の終わり


蜜の罠
むしられた羽
朽ち果てた唇
虹色の絶望
恋焦がれた果て
脆く崩れ去る脚
愛し続けた澱
虚空の現実
なりそこないの愚図
花の死


既に糸が引きちぎられているのだとしても
擬似愛
愛への純粋なる片恋慕
憎しみの具現化
真理に触れた愚者
がらくたのぬくもり
全ての嘘
潰えた笑み
愛し方を知らない
錆びた足元


光り満ちた贖罪
白を濡らす赤
愚鈍な存在
不毛な願い
浅い溝
その瞬間確かに誰よりも愛していた
作り上げた真実
夢で見た過ち
しあわせの代用
擦れ違えない二人


ばらばらに転がる歯車
共鳴する昏い愉悦
君のための僕の苦しみ
失う昨日
それ以上でそれ以下の価値
断たれる心
惨めな笑顔
嘘吐きの残酷な言葉
絶望的な瞳の世界
雪溶けぬ春


251〜300

戯れあう言葉
裏切られた残片
孤独な嗚咽
罪に埋もれた関係
永眠する恋
理性の殺し合い
厭世的な喜び
無色の嫉妬
嘯く優しさ
掠り傷を作る笑顔


純情の弔い
最初の後悔
透明を纏った黒
あなたさえいなければ
風化される瞬間
繋がれた首
腕に足枷
求められぬ
爛れた視界
立ち竦む感情


不釣合いな手
掌の青い血脈
抵抗を見せた指先
爪先の赤
潰れる両手
捧げられる足
地に着かない踵
立ち止まれない絶望
影の下の穢れ
足搦み


途切れた道
孤独の果て
しがらみの檻
ねじれた影
夢でさえ夢を見せてくれない
密かな裏切り
裸の嘘
喪失の後先
露悪な思慕
太陽の夜明け


透けてみえる拒絶
小さな警告音
ぼろぼろの恋路
取り上げられた空
愛したかったのに愛せなかった
崩れる本能
埋まらない距離
世界の端で傍観
泥まみれの愛
いつか忘れて